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スーツって何を選んだらいいの?
men’sブランドDaiko.デザイナーの東です!
日々men’sブランドの研究、探求、作成を行っております!
今回はお客様からよく聞かれる「men’sスーツの着こなし方」をスーツのスタイル事に解説します!men’sスーツはlady’sアパレルとは違って歴史や成り立ちなどのバックボーンを知らずに公的な場などで着用すると少し恥をかくことがあります。少しでもこの記事を読んでスーツの事を知ってもらって役立てつつスーツファッションを楽しんでいただけたらと思います!!
王道!ブリティッシュスタイル!
まず最初にご紹介するのはブリティッシュスタイルです!!名前の通りイギリスからはじまったスタイルです!ではその特徴を4つに分けて解説します!
1.威厳、格式を表現
スーツは約200年ほど前にイギリスで産まれました。支配階層を表現するために威厳、格式、重厚で男らしさのあるデザインが好まれました。主にグレー、ブラック、ネイビー、ブラウンなど落ち着いた色で作られました。 身幅は広く体を大きく見せるシルエットになっています。最近ではタイトなシルエットも増えています。 日本では50~60代の管理職についている方々が好んで着用しているように思います。かといって若い方が着用することがおかしいわけではありません公式な場や堅めの場所では堂々と着こなせばわかる男の仲間入りです!
2.ショルダーライン
写真で見る通り、毛芯共に厚みのあるパッド入れ高貴で紳士的なイメージを持てる作りになっています。生地も厚みがあり全体的なシルエットは角ばってハッキリしています。
3.スラント、チェンジポケット
ブリティッシュスタイルにはスラントと呼ばれる斜めについたポケットと右側にはチェンジポケットという小さなポケットが一つ付いています。諸説ありますが、 スーツを着ながら乗馬をしていた習慣の名残。馬に乗るときにポケットが斜めになっているほうが物が取り出しやすいというアイデアから生まれたもので、「ハッキングポケット(ハッキングとは、馬を駆る意)」とも呼ばれブリティッシスタイルの特徴の1つです。
4.浅目のVゾーン
Vゾーンを浅めにする事でカチっとした印象を与えます。と同時にシングルでなくダブルボタンにする事でさらに厚みを増すことができます。
まとめ
このように格式や威厳を表現する重厚な作りであり、ブリティッシはまさに男らしさ、力の象徴のようなスーツです! フォーマルやプライベートでのシーンによって使い分けて行くとワンランク上の楽しみ方ができそうです!! 皆さんのファッションライフが充実しますように!!