気になる2021春夏のトレンドのムードとは?
目次
①ナチュラル&リラックス
ランウェイショーを開催したブランドの多くが、公園や屋上、森の中などナチュラルな自然や屋外を舞台に。
例えば「バーバリー」は森林を舞台に無観客ショーを実施し、ファッション全体のムードが自然への回帰、緊張から解き放たれたリラックス感を提案したムードに包まれています。
同様に、天然素材やフラワー柄、ボタニカル柄、グリーン、アースカラーが多く、シルエットもよりゆったりとしたものが多かったです。色・柄・素材・シルエットのすべてが“優しい服”がトレンドとしてあげられています「バーバリー」2021春夏コレクション
②ポジティプ&オプティミズム
パンデミックによる暗いムードを変えるために、ファッションが本来持つ楽観主義的やポジティブな高揚感を多くの提案されたシーズン。
それは明るい色やデフォルメされたフォルム、パワフルなメッセージが含まれた服といった形で表現された。
デザイナー自身の幼いころに見た風景やファッションや女性が元気だった時代を彷彿させるコレクションも。
“ファッションがもつパワーと価値”が強調されたシーズンに。「クロエ」2021春夏コレクション
③タフネス&サスティナブル
パンデミックを経験し、気候変動など私たちを取り巻く課題が見つかり、よりタフで機能的、そしてサステナブルであることを見つめることになってきた。
パーティに着ていくドレスではなく、リモートワークなど自分自身のライフスタイルに寄り添った実用的でシーズンレスな服、100%エシカルで人道的な工程で制作された服など、リアル・機能的・人道的な服が多く提案された。
また、一時的なトレンドではなく長く着られること重点に置き提案する流れも見られました。
多くのブランドが斬新なトレンドや新作バッグを打ち出すよりも、自身ブランドを再解釈するなど、原点回帰的な傾向もありました。
「ステラマッカートニー」2021春夏コレクション
いかがでしたか?
次は2021 春夏のファッショントレンドキーワードをお届けします♪
お楽しみに!